高熱になりやすい場所や人間が立ち入るには危険な作業現場で使用する温度計や湿度計は、センサーの付いた物が便利です。実際にその場所に人間が行かなくてもセンサーで温度や湿度がわかれば事故の防止はもちろん、作業効率の改善にもつながります。天気予報には必要とはいえ高山や海底など人材を派遣するにはコストがかかりすぎるエリアの温度や湿度、総合病院の個室など各部屋を周回するには時間がかかりすぎて、入院患者の容態の変化に対応が遅れる恐れのある場所の湿度を測るのに実用的です。近年の温暖化に伴う熱中症の増加で従業員の健康を守りたい工場や入場者の発病を防ぎたいイベントホール、幼児や高齢者のいる個人の家庭でも湿度計を購入する風潮もあり、市場ではクオリティの高いセンサー付き湿度計が出回るようになりました。
工場や体育館、イベントホールなどでは多くの人々がそれぞれチェックできる壁掛け式の大きな湿度計が人気で、各家庭向けには卓上式や携帯できる小型のハンディタイプ、毎日の湿度が記録できるタイプが人気です。湿度は空気中に含むことができる最大の水蒸気量のことですが、この量は温度によって変わるため建物内と外の2つのセンサーで2ヶ所の湿度を同時に測りその湿度の比較から正確な数値を計算します。需要の高まりとともに低湿度でも測れるコンパクトな湿度計が販売されており、今後人々の生活に更に溶け込んでいくタイプが開発されていくはずです。温度計のセンサーのことならこちら