湿度計センサーが設置されている場所は数多いです。介護施設もそのひとつであり、季節によって湿度設定の目安を変えています。特に寝たきりの生活を送っている人は、免疫力が低下して疾病のリスクが上がっています。喉や鼻粘膜が乾燥すると、風邪をひきやすくなるのも問題です。
加湿するには加湿器が役立ちますが、部屋全体をまんべんなく加湿するのは簡単ではありません。長時間をベッドで過ごしている人ならば、ベッドの近くに加湿器を設置するのがおすすめです。顔が乾燥していると感じるならば、肌にもよくありません。乾燥が進行すると肌がかゆくなるので注意してください。
掻きむしる癖がついてしまうと、ジュクジュクした肌状態を招きます。湿度計センサーを活用すれば、介護生活を快適にしてくれるでしょう。温度と比べて重視されにくい湿度ですが、体感温度にも影響してくるのです。室温がそれほど高くなくても、湿度が高いと汗をかくので暑く感じます。
身体に湿気がまとわりつくので、ベタベタして気持ち悪くなります。施設介護はもちろん、在宅介護においても湿度計センサーは欠かせません。夏場は湿度が高くなりすぎないように注意しましょう。熱中症のリスクを高くしますので、カビが発生しない程度の湿度まで下げていく必要があります。
カビが発生する環境は、人間にとって快適とは言えません。湿度計センサーを活用する場合、カビと風邪を予防することを念頭に置いた湿度設定にしてください。